NEWS / TOPICS
ケビン山崎がパーソナル・トレーナーという職業についたのは、今から35年前になる。
見様見真似で始めたウエイト・リフティング、そこから変化する自分自身のカラダをきっかけに、パーソナル・トレーナーになった。
「TOTAL Workout」というMethodは、彼がさまざまな目的を持った人の肉体改造に携わり、パーソナル・トレーナー人生をかけて一つ一つ丁寧に積み上げてきた「カラダを進化させるための方程式」みたいなものなのだろう。
Methodは一貫性を持ったコンセプトの基に成り立ち、進化を繰り返す。
ケビンは常にトレーニングの研究が盛んに行われているアメリカ西海岸とのパイプを強固な物として位置づけ、そこから離れないことに固執している。中でも、ケビンにとって運動生理学の基礎を衝撃的な形で進化させた「神経系トレーニング」は、「TOTAL Workout」の考え方の中心となっている。
「神経系のトレーニング」を通して重大な出会いがあった。
1993年、ケビンの前に現れた青年は、一日中「走る人メカニズム」を考えているようなバイオメカニクスにとりつかれたエンジニアだった。
彼の名前は『スティーブ・スワンソン(Steve Swanson)』。神経系のトレーニングに用いられるスーパートレッドミルのプログラミングをする役割を担っていた。
走るだけで神経系を向上できるという画期的な結果をもたらすスーパートレッドミル。それをケビンはアスリートだけでなく、一般の人達のカラダづくりに組み込むアイデアをスティーブに告げた。競技力の向上は一言で言うとパフォーマンスアップとされる。パフォーマンスは日常生活を送る我々一般人にも大きな助けとなる。それをトレーニングで得られるものとして表現したかったのだろう。
ケビンはスティーブに課題と仮説をいくつも持ちかけた。それに応えるスティーブは、着地した足と接地面を解析できるような実験装置を手掛け、実験で得たことをベースに、より効率的に結果を出す方法を共に考えてくれたという。
そんな風に、二人は現在に至るまで、常に「進化」を目的にMethodをアップグレードしている。
経験は積み重ねていくものだが、ある地点から発想するためのきっかけへと変化し、まだ誰もが取り入れていないことを見つけ出すことにつながる。結果を出し続ける「TOTAL Workout」のMethodを理解する仲間の存在が大きいとケビンは言う。
そして同時に、そのMethodを正しく伝えて、やる気にさせる能力をもった人こそが、必要とされるパーソナル・トレーナーなのであろう。
ARCHIVES
- 神経系トレーニング
- ケビン山崎が語る「これからのフィットネス」
- SprintのためのTraining
- スポーツスペシフィック
- パーソナル・トレーナー養成講座 (実技編)
- パーソナル・トレーナー養成講座 (理論編)
- STRIKE ARTS PROGRAM 【3D】 ~Boxing/Kicking編~
- STRIKE ARTS PROGRAM 【3D】
- ケビン山崎が語る 「パーソナル・トレーナーの歴史と未来予想図 ②」
- ケビン山崎が語る 「パーソナル・トレーナーの歴史と未来予想図 ①」
- Personal Trainer Bible
- ケビン山崎が語る「新しいフィットネスとは」②
- ケビン山崎が語る「新しいフィットネスとは」①
- Athlete Body Make Program(ABMP)で得られるもの
- ケビン山崎が語る 「野球人金子千尋」
- 3週間でカラダを変える肉体改造メソッド
- GOLF PROGRAM 【3D】
- 女子レスリング 金メダリスト 志土地真優 × ケビン山崎
- アスリートのサポート
- フィットネスのための神経系トレーニング
- Athlete Body Make Program(ABMP)
- Personal Trainer Kevin Yamazaki
- MUSCLE BIBLE 筋肉伝道師の最終解答
- 向田真優選手×ケビン山崎
- 神経系トレーニング ~一般人は強度の低いアスリート~
- 安樂智大選手 × ケビン山崎
- トレーニングの進化②
- The 一刀流 ~Propulsion Drive~
- 武尊選手進化のカギ
- トレーニングの進化 ①
- トレーニングの進化
- Mr. Steve Swanson
- Athlete Training Report Vol.1
- 若返るということ~体内復元~
- ATHLETIC REPUBLIC
- 武尊選手×ケビン山崎
- 目指せATHLETE BODY
- TOTAL Workout
- 最先端のトレーニングとは
- 高山勝成選手×ケビン山崎
- 挨拶