NEWS / TOPICS

2021年11月29日

015 トレーニングの進化②

今回は、前回に引き続きトレーニングの進化をベースに話を進めていきたい。

スタンダードなウエイト・トレーニングで筋肉をつくり、スピード・トレーニングで動けるカラダをつくるというところまでは、これまで述べてきた通りだが、動けるカラダにもその質に目を向けると、ある一定のランクをつけることができる。

例えば、まっすぐに走るということや、上に跳ぶという直線的な動きにおいてのカラダの使い方に比べ、カラダを捻る動作というのはより多くの筋肉を使い、同時にインナーマッスルを使うことになる。つまり複雑化された動きは、それだけコントロールが難しいということだ。インナーマッスルがうまく作動するからこそ、アウターとして働く筋肉が動かされるわけなので、キーポイントはこのインナーマッスルにある。

神経系のトレーニングではスーパートレッドミルにおけるスプリントを用いたように、もう一段階複雑化された動きには、例えば捻りの代表格であるスウィングだ。日頃意識したことのない筋肉ばかりをより深く捻るという動作。それを理解することは容易ではない。そして最終的に、その捻りの強さとタイミングにおいてバットを持ちボールを打った際のパワーの生まれ方が大きく異なることにも気付くことになる。

また、このトレーニングが現在発見されている動きの中で最も難しいと想定してよいだろう。最も困難なこのインナーマッスルの動きを理解することができたとき、すべての競技においてそのパフォーマンスが向上する。勿論一般の方においても同様にしてカラダの使い方を熟知すると、カラダに起こる不調(肩こりや腰痛、ひざ痛など)から解放される。

そういったメリットとは反対にデメリットとして挙げられることは、習得するまでに時間がかかるということだ。しかし、ケビン山崎は自身のコンセプトでもある『最短で最大の結果』にこだわり、習得できる時間の短縮に一つの解決策を見出したのだ。

これまでの動作分析のように二次元といわれる動画の画面をベースに解析ソフトを利用することとは違い、三次元(3D)の世界でそれを実現するということだ。High Speed 3D Motion Capture を使用することで、捻りに欠かせない骨盤の動きが立体的に理解することが可能となる。

骨盤の回転速度、傾きなどを可視化、数値化することで断然理解の幅が広がる。思い付きや感覚では解決できないこの問題に対して、より脳を使い神経回路を通して筋肉にシグナルを送るプロセスを徹底解析した。



ケビンは脳を活性させ、潜在能力を引き出し、最終的にこれまでよりレベルの高いカラダの動かし方を学ぶことこそが、新時代のトレーニングだと考えている。




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今回は、前回に引き続きトレーニングの進化をベースに話を進めていきたい。

スタンダードなウエイト・トレーニングで筋肉をつくり、スピード・トレーニングで動けるカラダをつくるというところまでは、これまで述べてきた通りだが、動けるカラダにもその質に目を向けると、ある一定のランクをつけることができる。

例えば、まっすぐに走るということや、上に跳ぶという直線的な動きにおいてのカラダの使い方に比べ、カラダを捻る動作というのはより多くの筋肉を使い、同時にインナーマッスルを使うことになる。つまり複雑化された動きは、それだけコントロールが難しいということだ。インナーマッスルがうまく作動するからこそ、アウターとして働く筋肉が動かされるわけなので、キーポイントはこのインナーマッスルにある。

神経系のトレーニングではスーパートレッドミルにおけるスプリントを用いたように、もう一段階複雑化された動きには、例えば捻りの代表格であるスウィングだ。日頃意識したことのない筋肉ばかりをより深く捻るという動作。それを理解することは容易ではない。そして最終的に、その捻りの強さとタイミングにおいてバットを持ちボールを打った際のパワーの生まれ方が大きく異なることにも気付くことになる。

また、このトレーニングが現在発見されている動きの中で最も難しいと想定してよいだろう。最も困難なこのインナーマッスルの動きを理解することができたとき、すべての競技においてそのパフォーマンスが向上する。勿論一般の方においても同様にしてカラダの使い方を熟知すると、カラダに起こる不調(肩こりや腰痛、ひざ痛など)から解放される。

そういったメリットとは反対にデメリットとして挙げられることは、習得するまでに時間がかかるということだ。しかし、ケビン山崎は自身のコンセプトでもある『最短で最大の結果』にこだわり、習得できる時間の短縮に一つの解決策を見出したのだ。

これまでの動作分析のように二次元といわれる動画の画面をベースに解析ソフトを利用することとは違い、三次元(3D)の世界でそれを実現するということだ。High Speed 3D Motion Capture を使用することで、捻りに欠かせない骨盤の動きが立体的に理解することが可能となる。

骨盤の回転速度、傾きなどを可視化、数値化することで断然理解の幅が広がる。思い付きや感覚では解決できないこの問題に対して、より脳を使い神経回路を通して筋肉にシグナルを送るプロセスを徹底解析した。



ケビンは脳を活性させ、潜在能力を引き出し、最終的にこれまでよりレベルの高いカラダの動かし方を学ぶことこそが、新時代のトレーニングだと考えている。




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