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フィットネスにおけるトレーニングの目的とは?
長年のキャリアを積み上げてきたケビン山崎は「代謝を上げること」だと言う。
痩せたい人、筋肉をつけてカラダを大きくしたい人、パフォーマンスを上げたい人、健康増進を目的とした人。それらはすべて、代謝が上がると手に入る。言い換えてみると、どんな種類のなりたいカラダも、フィットネスの中では代謝を上げることに繋がっている。
そもそも代謝とは、体外から取り入れた栄養素を分解し、吸収された栄養素をカラダの必要な物質に再合成することだ。基礎代謝や新陳代謝、エネルギー代謝などさまざまな代謝があるが、それらが活性化するためにはいくつかの手段がある。その中でも筋肉トレーニングは最も効率良く代謝機能を向上させることができる。
ケビンは、さらにそれらを深く掘り下げ、筋肉の使う量、使い方、意識の仕方によっても代謝機能の効率に格差が出ることを証明した。その手段を徹底的に研究し、最も代謝を上げることに繋がるトレーニングを編み出したのが『Over-All Muscle Training』だ。
手段
● ウエイト・トレーニング
アウター・マッスル(随意筋)を利用して、直接的に代謝を上げる。動きがそこまで複雑ではなく、短時間で効果を実感できることから、多くの人が実践している方法で代謝を上げることが可能。
<代謝 ★★>
● インナー・マッスル・エクササイズ
インナー・マッスルを使ったスタティックなエクササイズ (主にリハビリテーション)のことで、セラバンドをメインで使用するエクササイズ。これだけではなかなか代謝を上げることができない。
<代謝 ☆>
● 神経系トレーニング
インナー・マッスルを主導として、全身を動かすためのトレーニング。インナー・マッスルだけを動かすエクササイズとは異なり、全身を動かすことで大きくはないが、代謝を上げることが可能。
<代謝 ★(種目による)>
● スピード・トレーニング
スプリント・トレーニングに神経系トレーニングを導入したトレーニング。主に下半身から上半身へパワーの連動性に特化したトレーニング。ウエイト・トレーニングで代謝を上げるために要する期間を3週間と定めた場合、このトレーニングでは、2週間で同等の成果を得られた(Top Shape Programで実証済み)。
<代謝 ★★>
● Over-All Muscle Training
全てのインナー・マッスルを同時に作動させてアウター・マッスルに繋げるので、全てのアウター・マッスルも同時に作動できる。対象種目はスプリント・トレーニング。
<代謝 ★★★>
● Athlete Body Make Program(ABMP)
ある動作を最大出力にするために、正しい過程を導くプログラム(ABMPはトレーニングではない)。Over-All Muscle Trainingとセットで行う。
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