NEWS / TOPICS

2021年07月26日

010 Mr. Steve Swanson

ケビン山崎がパーソナル・トレーナーという職業についたのは、今から35年前になる。

見様見真似で始めたウエイト・リフティング、そこから変化する自分自身のカラダをきっかけに、パーソナル・トレーナーになった。

 

TOTAL Workout」というMethodは、彼がさまざまな目的を持った人の肉体改造に携わり、パーソナル・トレーナー人生をかけて一つ一つ丁寧に積み上げてきた「カラダを進化させるための方程式」みたいなものなのだろう。

Methodは一貫性を持ったコンセプトの基に成り立ち、進化を繰り返す。

ケビンは常にトレーニングの研究が盛んに行われているアメリカ西海岸とのパイプを強固な物として位置づけ、そこから離れないことに固執している。中でも、ケビンにとって運動生理学の基礎を衝撃的な形で進化させた「神経系トレーニング」は、「TOTAL Workout」の考え方の中心となっている。

 

「神経系のトレーニング」を通して重大な出会いがあった。

1993年、ケビンの前に現れた青年は、一日中「走る人メカニズム」を考えているようなバイオメカニクスにとりつかれたエンジニアだった。

彼の名前は『スティーブ・スワンソン(Steve Swanson)』。神経系のトレーニングに用いられるスーパートレッドミルのプログラミングをする役割を担っていた。

走るだけで神経系を向上できるという画期的な結果をもたらすスーパートレッドミル。それをケビンはアスリートだけでなく、一般の人達のカラダづくりに組み込むアイデアをスティーブに告げた。競技力の向上は一言で言うとパフォーマンスアップとされる。パフォーマンスは日常生活を送る我々一般人にも大きな助けとなる。それをトレーニングで得られるものとして表現したかったのだろう。

ケビンはスティーブに課題と仮説をいくつも持ちかけた。それに応えるスティーブは、着地した足と接地面を解析できるような実験装置を手掛け、実験で得たことをベースに、より効率的に結果を出す方法を共に考えてくれたという。

そんな風に、二人は現在に至るまで、常に「進化」を目的にMethodをアップグレードしている。

 

経験は積み重ねていくものだが、ある地点から発想するためのきっかけへと変化し、まだ誰もが取り入れていないことを見つけ出すことにつながる。結果を出し続ける「TOTAL Workout」のMethodを理解する仲間の存在が大きいとケビンは言う。

そして同時に、そのMethodを正しく伝えて、やる気にさせる能力をもった人こそが、必要とされるパーソナル・トレーナーなのであろう。

 

大一番。まさに全てを左右する試合に向けて、武尊選手のフィジカル・トレーニングがスタートしました。武尊選手にとって圧倒的なフィジカルの強さは大きな武器です。この武器を更に向上させ、試合の最後まで相手よりキレ、パワー、アジリティーが上回り続けることが非常に重要となります。

  
 

今回のトレーニングでは、前方方向に爆発的な突進力を生む為に必要な、温存した力を発揮させる能力を主軸に構成をしています。ハムストリング、大殿筋でまず力を溜めこむ為に、傾斜のついた高速トレッドミルを後ろ向きでスプリントする『バックペダル』を導入。更にそこで得た力をきちんと前方方向に活かしきれているかを、エクササイズ及び定量評価が出来るマシンである『バーサ・プーリー』にて実践レベルまでカラダの使い方を昇華させていきます。

  
 

パワーのレベルを数値的に評価する事で、現状と理想の課題が明確化します。

K-1絶対王者の武尊選手。まだまだ伸びしろのある驚異の肉体と心。

進化が楽しみでなりません。

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2021年07月26日

010 Mr. Steve Swanson

ケビン山崎がパーソナル・トレーナーという職業についたのは、今から35年前になる。

見様見真似で始めたウエイト・リフティング、そこから変化する自分自身のカラダをきっかけに、パーソナル・トレーナーになった。

 

TOTAL Workout」というMethodは、彼がさまざまな目的を持った人の肉体改造に携わり、パーソナル・トレーナー人生をかけて一つ一つ丁寧に積み上げてきた「カラダを進化させるための方程式」みたいなものなのだろう。

Methodは一貫性を持ったコンセプトの基に成り立ち、進化を繰り返す。

ケビンは常にトレーニングの研究が盛んに行われているアメリカ西海岸とのパイプを強固な物として位置づけ、そこから離れないことに固執している。中でも、ケビンにとって運動生理学の基礎を衝撃的な形で進化させた「神経系トレーニング」は、「TOTAL Workout」の考え方の中心となっている。

 

「神経系のトレーニング」を通して重大な出会いがあった。

1993年、ケビンの前に現れた青年は、一日中「走る人メカニズム」を考えているようなバイオメカニクスにとりつかれたエンジニアだった。

彼の名前は『スティーブ・スワンソン(Steve Swanson)』。神経系のトレーニングに用いられるスーパートレッドミルのプログラミングをする役割を担っていた。

走るだけで神経系を向上できるという画期的な結果をもたらすスーパートレッドミル。それをケビンはアスリートだけでなく、一般の人達のカラダづくりに組み込むアイデアをスティーブに告げた。競技力の向上は一言で言うとパフォーマンスアップとされる。パフォーマンスは日常生活を送る我々一般人にも大きな助けとなる。それをトレーニングで得られるものとして表現したかったのだろう。

ケビンはスティーブに課題と仮説をいくつも持ちかけた。それに応えるスティーブは、着地した足と接地面を解析できるような実験装置を手掛け、実験で得たことをベースに、より効率的に結果を出す方法を共に考えてくれたという。

そんな風に、二人は現在に至るまで、常に「進化」を目的にMethodをアップグレードしている。

 

経験は積み重ねていくものだが、ある地点から発想するためのきっかけへと変化し、まだ誰もが取り入れていないことを見つけ出すことにつながる。結果を出し続ける「TOTAL Workout」のMethodを理解する仲間の存在が大きいとケビンは言う。

そして同時に、そのMethodを正しく伝えて、やる気にさせる能力をもった人こそが、必要とされるパーソナル・トレーナーなのであろう。

 

大一番。まさに全てを左右する試合に向けて、武尊選手のフィジカル・トレーニングがスタートしました。武尊選手にとって圧倒的なフィジカルの強さは大きな武器です。この武器を更に向上させ、試合の最後まで相手よりキレ、パワー、アジリティーが上回り続けることが非常に重要となります。

  
 

今回のトレーニングでは、前方方向に爆発的な突進力を生む為に必要な、温存した力を発揮させる能力を主軸に構成をしています。ハムストリング、大殿筋でまず力を溜めこむ為に、傾斜のついた高速トレッドミルを後ろ向きでスプリントする『バックペダル』を導入。更にそこで得た力をきちんと前方方向に活かしきれているかを、エクササイズ及び定量評価が出来るマシンである『バーサ・プーリー』にて実践レベルまでカラダの使い方を昇華させていきます。

  
 

パワーのレベルを数値的に評価する事で、現状と理想の課題が明確化します。

K-1絶対王者の武尊選手。まだまだ伸びしろのある驚異の肉体と心。

進化が楽しみでなりません。